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震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? | 中高生の問いストーリー

震災が起きたら外国人実習生はどうなるの?気仙沼スローフェスタ2021 スピーカー

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  1. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その01
  2. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その02
  3. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その03
  4. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その04
  5. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その05
  6. 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの? その06

中学生あいゆさん

公開日:2022年3月11日

  • 避難所で3日間生き延びるには?
  • バリアフリーで観光しやすいまちにするには?
  • 外国人でも分かるピクトグラムは?
  • 裁判は素数ですべきか?
  • AIを怖れず 活用するには?
  • 校則はすべて必要なの?
  • 高校生と大人の壁を越えるには?
  • 酸性化から海を守るには?
  • 気仙沼を“恋人のまち”にするには?
  • 幼児の防災意識を高めるには?
  • 子どもの自尊心をUPするには?
  • 世代を超えた学習&遊びの場をつくるには?
  • ホタテの殻を活用するには?
  • 方言で中学生とお年寄りをつなぐには?
  • 3.11の夜を表現するには?
  • サメの商品をイチからつくるには?
  • 英語を楽しく学ぶには?
  • 災害での死者をゼロにするには?
  • サメの魅力をみんなに伝えるには?
  • 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの?

とにかく動いてみる

探究学習を楽しむコツは「とにかく動いてみる」ことです。テーマが決まれば現場に足を運んで話を聞きに行く、見に行く、手を動かして作ってみる、企画してみる。動いて初めて気づくことが必ずあります。今回取材したあいゆさんは、そんな行動力のある人です。じゃあその原動力は何でしょう?作中でも描きました「普段出会えない世界に触れるのが楽しい」という好奇心、そして「私が何とかしたい」というステキな使命感がそこにあったようです。「東日本大震災のときは外国の方にたくさん助けられたんだよ」そうおばあさんから聞かされていたあいゆさんは「恩返しとして(私が)外国の人も住みやすい気仙沼にしていこう」と思い至ったそうです。

彼女の地元の小学校では海洋教育、中学校では防災教育が盛んです。これらの授業の時間に加え、新設された探究学習のサークルも彼女のアクションを後押ししました。動いてみると課題や問いがぐっと具体的になり、また次の探究が始まります。そんな問いの物語を見せてくれました。(文・社会教育士 加藤拓馬)

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