
探究に取り組む先輩がたくさんいる気仙沼は最高の学びの環境。それぞれの探究を楽しんで!
中高生の問いストーリーは進路(キャリア)にどう影響するんだろう?を描きたくて、OBOGあみさんに登場してもらいました。彼女の特徴は泥くささです。「えんうんかん?何それ?」から始まった探究ですが、調べて終わりにせず、足を運んで終わりにせず、リーフレットを作って終わりにせず、発表会やツアー企画など「恋人のまち気仙沼」を伝えたい相手に直接会って届けるところまでやり切りました。当時はまだSNSが黎明期だったとは言え、「広報のためちんどん隊を組んで高校や街中を練り歩きました」という泥くささには感動しました。
結果「好きなことをして楽しいって思える」「私が動けば周りが目に見えて変わる」実感が育っていきます。自尊心や自己有用感があれば、意志をもって生き方を選べるようになります。気仙沼が大好きになったと語る彼女ですが、本当に好きになったのは自分自身なのかもしれません。みなさんは自分のことが好きですか?最終回のメッセージです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(文・社会教育士 加藤拓馬)