中高生の問いストーリー

サメの商品をイチからつくるには? | 中高生の問いストーリー

サメの商品をイチからつくるには?全国高校生MY PROJECT AWARD 2021 全国Summit出場

SCROLL
  1. サメの商品をイチからつくるには? その01
  2. サメの商品をイチからつくるには? その02
  3. サメの商品をイチからつくるには? その03
  4. サメの商品をイチからつくるには? その04
  5. サメの商品をイチからつくるには? その05

高校生みずきさん

公開日:2022年4月15日

  • 避難所で3日間生き延びるには?
  • バリアフリーで観光しやすいまちにするには?
  • 外国人でも分かるピクトグラムは?
  • 裁判は素数ですべきか?
  • AIを怖れず 活用するには?
  • 校則はすべて必要なの?
  • 高校生と大人の壁を越えるには?
  • 酸性化から海を守るには?
  • 気仙沼を“恋人のまち”にするには?
  • 幼児の防災意識を高めるには?
  • 子どもの自尊心をUPするには?
  • 世代を超えた学習&遊びの場をつくるには?
  • ホタテの殻を活用するには?
  • 方言で中学生とお年寄りをつなぐには?
  • 3.11の夜を表現するには?
  • サメの商品をイチからつくるには?
  • 英語を楽しく学ぶには?
  • 災害での死者をゼロにするには?
  • サメの魅力をみんなに伝えるには?
  • 震災が起きたら外国人実習生はどうなるの?

できないなら学べばいい

「イチからつくるってかっこよくないですか?」無邪気そうでしっかり芯がある語り口のみずきさんが印象的でした。聞けば「商品開発の授業がある」ことが、この実業系の高校を選んだ理由のひとつだったそうです。結果、探究学習の授業時間を使って、仲間や先生たちと最後まで商品開発をやり切りました。「名物サンマ缶に次ぐブランドを」という目標を掲げた彼女たちが生み出した「さめ照り」は、今後なんと本当に(サンマ缶と同じ)実習製品に選ばれるのだとか!「やれることは全部やろう!」というこだわりが彼女の最大の魅力です。

最後のコマで描き切れなかった彼女の言葉があります。「大人じゃなくてもできるんだと気づきました。できないなら学べばいいんです。大人だって最初からできたワケじゃない。やる前からあきらめるのではなく、やり方を考えて、自分から動ける人になりたい」人生100年時代、何度でも学び直しができる時代、中高生だけじゃなくすべての大人に贈りたい言葉です。(文・社会教育士 加藤拓馬)

その他の
問いストーリー

    SUPPORTER