方言で中学生とお年寄りをつなぐには? | 中高生の問いストーリー

方言で中学生とお年寄りをつなぐには?気仙沼スローフェスタ2021 スピーカー

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  1. 方言で中学生とお年寄りをつなぐには? その01
  2. 方言で中学生とお年寄りをつなぐには? その02
  3. 方言で中学生とお年寄りをつなぐには? その03
  4. 方言で中学生とお年寄りをつなぐには? その04
  5. 方言で中学生とお年寄りをつなぐには? その05

中学生せんりさん

公開日:2022年6月3日

まじめにふざける

2022年春に閉校した島の中学校、最後の卒業生せんりさん。筆者が見せてもらっていた「島ゼミ」と呼ばれる個人探究の授業は、地域住民の協力を存分に受けながら、少人数学級だからこそ充実していた「島らしい」学びでした。その中で、せんりさんに注目したのはその発想力です。

「お年寄りとの交流を」→「方言の活用を」という流れでテーマが推移し、全校生徒に55項目もの方言についてアンケートを実施しています。あとはそれらを方言集としてまとめてリーフレットを制作…と進みそうなところですが、彼女はそうはしませんでした。対象が中学生以下だとはっきりしていたため、読み手のことを想像した結果「童話の翻訳」を発想したのです。でもなんで桃太郎とかじゃなく、外国の童話だったの?と尋ねると「自宅の本棚をあさっていて、閃いたんです。こっちの方が(ギャップが)おもしろそうだって」。まじめにふざけるセンスを感じました。人はクスッと笑っちゃうと、心が掴まれるんですよね。(文・社会教育士 加藤拓馬)

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